アクティベータ法とは?Ⅰ

皆さんから見ればアクティベータ法とは、
カンタンに言えば何となるでしょう? 
それは・・ 

痛くない・ソフトで安全・器具でパチンとする施術法
と、こんな感じになるかと思います。
 
私自身この矯正法を受けるのが大好きです。
自分に出来ないのがホントに残念・・。
ここでは、このアクティベータ法についてのご説明をします↑アクティベータ創始者のDr.アラン・ファー。
右写真は当院で使用のアクティべータⅣ。

アクティベータ法とは?Ⅱ

アクティベータ法とは、数多くあるカイロプラクティック・テクニックのひとつです。

アクティベータ法の大きな特徴として

・システム化された独自の検査
・器具を使う安全な矯正法
…があります。開発されてまだ新しい類に入りますが、学術研究は豊富に行われており、高い安全性や信頼性を得ています。

使用する術者も年々増加し、本国アメリカでは現在2番目に使用率が高いテクニックとなってます

↑ソフトで高い安全性。赤ちゃんでもケガの心配とかはありません。痛くもありませんのでご安心を

↑器具で矯正した際の、動物実験(左)と手術の時に行った実際の人体実験(右)。 腰椎に0.5~1.6ミリの、矯正方向への骨の移動が観察された。

矯正の目的は?

カイロプラクティックは、西洋医学とは症状を改善させる為の方法が大きく異なります。
人間の体は、筋骨格系、内臓系、免疫系などの様々なシステムで構成され調和を保っています。
その調和をコントロールしている大元が、「脳・神経系」です。
ここに異常があれば、体は正常に機能しません。

アクティベータ法では、この脳神経系に注目して異常な神経状態を検査・矯正し、
正常な状態(バランス)に整えていきます。

アクティベータ法で言う「脳・神経系の異常」とは?

歪みや硬直など機能異常のある関節には、ファシリテーション(促通)と言われる現象が見られます。
これは、「神経回路が過敏で興奮しやすい状態」のことです。

言わば脳を含め神経が緊張している状態で、周りの筋肉も過緊張を起こし、自律神経系の交感神経機能も亢進…という影響が出ています。

異常はどうやって判るのか?

この状態の関節に負荷をかけると、反射的に全身の筋肉がアンバランスに緊張し(歪む)、結果的に脚長差の変化として現れます。

アクティベータ検査の“異常の判断”の指標とは、この脚長差の変化です。

ただ単に、「片足が長い・短い」ということではなく、「(刺激を加えると)短くなったり元に戻ったりするか?」ということです。

この反応が出るポイントが矯正する関節で、これを独自の検査で見つけていきます。

矯正すると?

この状態は関節への矯正(振動刺激)でリセットされます。

結果的に関節の動きや姿勢の歪みなどが改善されます。
(筋肉もリラックスし痛みも取れていきます)

それから神経の緊張で影響を受けていた自律神経系も正常なバランスを保てるようになります。
フリーズしたパソコンの再起動に似てるかも?・・・

ソフトな刺激で効果が出るのはなぜ?

手で行うより安全で効果的な矯正が出来ます。
●骨と同じ共鳴振動数(約40Hz)をカバーしており、振動波が届けば骨は一番効率よく共鳴振動します。
●この振動で神経のセンサー(受容器)を活性化させます。
●矯正スピードは手の300倍(手では無理)。ですから力が必要ありません
●器具の先端は直径が僅か13ミリで、接触面積が1ヶ所に集中して作用が働きます。
矯正方向が正確に決められ、効果的に矯正出来ます。  

このように非常に効率が良いので、僅かな刺激でも関節は確実に矯正されます。
だから危険性も痛みもなく、矯正される方もリラックスしたままです。 

★ソフトで安全、痛くない!
●共鳴・速さ・正確な方向・無駄の無いコンタクト。 
●矯正の効率が極めて優れています。
●だから僅かな刺激で矯正が可能となってます。

予防やメンテナンスの効果は?

アクティベータ法は体のお手入れ、メンテナンスとして非常に有効です。

このテクニックは世界共通のマニュアルで検査手順や矯正法が定められてます。

どんな症状の方が来てもまずは全身の主要関節をチェックし、全体を整えます。

殆どの方が症状が発生してから来院されますが、神経機能が異常になっても、すぐに症状として出ているとは限りません。時間をかけて出たりします。

ですから現在無症状でも、常に検査して異常がある部位を矯正しておけば、将来引き起こされる大きな症状を、事前に細かく予防している事になります。

つまりアクティベータ法では、全身のメンテナンスを毎回行っているのです。  

このようにアクティベータ法とは、「予防の為になる」という点から見ても大変よく考慮された優れたシステムになっております。

ですから自分に出来ないのがホントに残念・・・。

●加齢による腰の曲がり
 加齢による背骨の変性は徐々に進行し、元には戻りません。 
しかし若いうちから体(骨)にかかるストレスを矯正し、椎骨がクサビ型に変形するのを少しでも予防しておけば、若々しい容姿を将来まで長く維持出来る可能性が高まります。

変性が身体に影響を及ぼすと?
「痛い時だけ矯正する」という場合は、あまり予防になるとは言えません。
当院は「寝たきりや車イスの予防」、いわゆるロコモティブ症候群の予防に重点を置いています。運動など様々な予防法と合わせて、アクティベータ法によるメンテナンスもお奨めします。